本日は 子供の矯正はいつから開始するのがいいの?についての体験談をお伝えします。
この記事を読むと、受け口の矯正を開始する時期がわかり、人によって違っていい ことも感じることができますよ ^ ^

こんにちは、さときんです。
いざ矯正を始めようと思っても、いつから開始するのがベストなのかって分からないですよね?経験者である私でさえ 我が子のこと となると迷いました
知り合いの歯科医に聞けば、絶対に 早く始めれば始めるほどいい と言うし、気持ちだけが焦ってました。
ただ、次のような迷いもあり矯正をスタートさせたくない自分が邪魔もしてました。もちろんお金がかかるからというのもありますよ
- 永久歯に生え変わっていないうちに初めても意味があるのかな?
- 本人が嫌がったらどうしよう!
- 生え変わりとともに治ったらしなくていいし!
しかし、私の子どもは歯並びを綺麗にする歯科矯正だけではなく、受け口を治す矯正 も関わってきます。
そこで本記事では、子どもの受け口と噛み合わせを治す矯正は、何歳ぐらいから始めるべきなのかどうかをお伝えします。
なお、この記事でお伝えする内容はあくまでも本人の体験談と保護者として子どもを観察した見解からでた独自の意見です。
子供の受け口を治す矯正はいつから始めるのがいい?
2019年8月、受け口の矯正をスタートさせてからちょうど 3ヶ月 が経過し、ようやく全ての器具が装着し矯正の全貌が見えてきました。
だからこそ、子供の受け口を治す矯正はいつからスタートさせておけばよかったのか?を冷静に考えることができ始めています。
私自身、受け口や歯の矯正の経験者なのでいつ始めればいいのかは想像しやすいんですが
早ければ早いほど良い という考えには戸惑いを感じていました。理由はいくつかあるのですが、私の苦い経験からくるものが多いです。
- 定期的に歯医者に行くのが面倒くさかった!
- 装置を作る型どりが苦痛だった!
- 歯ブラシが面倒くさい!
一方、矯正歯科の先生は次のように言います。

成長期とともに顎のかたちも変わる。今は目立たなくても将来顎が出てくるかもわからない。
もちろん、早ければ早いほど対策を打ちやすいのはわかるのですが、腑に落ちなかった のです。
冷静に考えると、治す側と治される側の意見が一致するわけがないんですけどね。
ただ今になって言えることは、歯並びを治す矯正と受け口を治す矯正は開始する時期を同じように考えてはいけないということです。

私の頭にあったのは、歯科矯正を行うにあたっての面倒くささでした。反省です。
なぜなら、受け口の子どもは成長とともに顎がさらに前に出るかもわからないからです。その前に出る力を抑える装置もつけます。
上記の装置を付け始めるのですが、これは早く付け始めれば始めるほど効果が出るはずです。
ポイント①
- 受け口を治す矯正は早く始めるべき。なぜなら顎が前に出ないようにする装置を付けるから。
子どもの歯科矯正の開始時期を体験談から考える
私がなぜ子どもの矯正を始める時期を延ばしていたかというと、自身の体験談からくるところが大きかったです。
私は 小学1年生 から矯正をスタートさせました。小学1年生には次のようなことはわかりません!だから、親に言われるがまま病院に通いました
- 歯の矯正がどんなものなのか?
- いつ終わるのか?
- しんどいのか?
- 痛いのか?
- 面倒くさいものなのか?
しかし、10歳 になる我が子を観察していると、矯正というものがどのようなものなのかを何となく理解しているんです。
- 歯磨きが大変なこと
- 装置がいること
- 話し難くなること
そうです。まわりの友達も矯正を始めているんです。ここは私とは大きく違っています。

同じように矯正をしている友達がいるのといないのでは違います。そう考えると、10歳ぐらいからスタートしてもいいのかもしれませんね
ポイント②
- 小学4年生頃になるとまわりの友人も矯正を始めるので情報を共有しやすい!
矯正歯科側から考える矯正を始める時期
私が矯正歯科だったとします。当然、お客様とは長く関係を持っていたいと思いますよね。
病院に通う回数が多ければ多いほど、お金が入ってくるわけですから。

あと歯科矯正は、保険や金融商品と違って違う病院で一からやり直そうとする人っていません。
1度矯正をスタートさせれば少なくとも5年、長ければ10年は お客様を確保することができる。

だから虫歯治療より矯正歯科を始める人が多いです!
そんな背景もあり、矯正を始めるタイミングは早ければ早いほど良い!という説が定説になっていると私は感じます!
ポイント③
- 歯科矯正は一度始めるとその後に病院を変更することは少ないので、早くスタートさせたいのは病院側の思惑でもある
子供の矯正はいつまでかかるから考える
子どもの歯科矯正が 終わる時期なんて未確定 です。実際、私自身も予定がかなり狂いましたよ ^ ^
主治医の口から発せられた次の言葉を今でも覚えています。

予定では 2~ 3年 で終わるよ。遅くても小学校を卒業するまでには終了かな~。
しかし、蓋を開けてみたら高校入学までかかりました。
ただ、下の歯が上の歯より前に出ているという受け口の状態は治すことができたので、先生とお金を出してくれた両親に感謝しています。
そう思うと、矯正を始める時期は 小学校に入学してからでも遅くはない です。
特に受け口を治す矯正では 成人してから手術の可能性 だってあります。いつ終わるかは本当に未確定です。
だから主治医も次のように子どもに伝えていました。

先生が亡くなるまでちゃんと観るから!
つまり、この先どれくらいで治療が終了するかなんて先生にもわからないんです。

多くの人はある程度受け口が治り、自然に通わなくなって終わりになっていくのではないでしょうか。
だから私は、子どもに少なくとも 20才 までは続くよ!と言ってます。20歳で治ってなかったら手術かもしれないとも告げてます。
子どもにとって将来、手術をするかもしれないというのはかなりのプレッシャーです。
私自身、小学生の時に主治医から矯正の方法の中に手術があると聞いた時はひるみました。
しかし、手術なんか絶対にイヤだ!という気持ちがあったおかげで、口の中に装着する器具を毎日付けることができたのかもしれません。
歯科矯正が終わるタイミングは不確定なので、開始する時期は子どもが将来を意識し始めるときでいいのではないでしょうか?
ポイント④
- 受け口を治す矯正は何年後に終了するかはわからない。
まとめ
ポイント①
- 受け口を治す矯正は早く始めるべき。なぜなら顎が前に出ないようにする装置を付けるから。
ポイント②
- 小学4年生頃になるとまわりの友人も矯正を始めるので情報を共有しやすい!
ポイント③
- 歯科矯正は一度始めるとその後に病院を変更することは少ないので、早くスタートさせたいのは病院側の思惑でもある
ポイント④
- 受け口を治す矯正は何年後に終了するかはわからない。
